晴れときどき育児 〜適当気ままに発達障害児を育てよう日記〜

ADHDとアスペルガーの複合型と診断された息子にーにと、定型?の娘ちょろを育てる二児の母。意識していないと子供のことを忘れてしまうため、ブログはじめました。よろしくお願いします。

本とにーに

ここ数日は晴れたからか、調子の良さそうなにーに。
スムーズに生活できています。もちろん声かけは必要ですが。
 
最近勉強のノルマが増えたし塾で自由時間も減ったので、にーにに課題図書を出せなくなってきました。
もっともっと読ませたい本があるんですけどねぇ・・・。
もうそろそろ本を押し付けるのは卒業かな?
 
男子にはありがちだと思いますが、にーにも本が嫌いな子でした。
読み聞かせは大好きで、小学一年生までは毎晩絵本の読み聞かせをせがんできたものですが、自分で読むとなるとまったくダメ。
薄くて字数の少ない絵本しか読めませんでした。
 
私は学生時代、学校一の変人と言われ、いつも一人ぼっちでしたが、仲良しがいなくても気になりませんでした。それは本があったからです。
毎月10冊以上の本を読み、放課後は図書館で本を探すのが大好きでした。
その経験から、積極奇異型で人とうまくつきあえないにーにも、本を読めばいいのにと考えて、本好き男子に改造計画を朧げながら考え始めたのが小学一年生の時です。
 
図書館で絵本をいっぱい借りてきて、まだ乳児だった娘に読み聞かせるふりをして息子にも聞かせました。
そしておもむろに、「ちょろはもうねんねだから」と中断し、絵本を置いて添い寝のふり。
続きが気になるにーには、次第に自分で本を読むようになりました。
その作戦で、二年生になったら今度は、低学年向けの分厚い本を読ませました。
「ペンギンたんけんたい」、「おさるのまいにち」、「モンスター・ホテル」などなど・・・。
どれも「こんなぶあつい本、一人じゃ読めないよ」と言うので最初は読み聞かせ、私が中断した後は一人で読むという感じで、次々と読破していきました。
そして「かいけつゾロリ」にハマる頃には、分厚い本への苦手意識はもうなくなっていました。
 
いわゆる文庫本に手を出したのは、小学三年生からです。
最初にいきなりハードルの高いものを選んでしまったのですが、「ヒックとドラゴン」を一冊。
毎晩、数ページずつ、寝る前に読み聞かせしました。
さすがにこれを一人で読もうとするまでは時間がかかりましたが、最終章になってようやく「もう自分で読んだほうが早いよ!」と私から本を取り上げ、さっさと読みきってしまいました(笑)
 
それから四年生になり、ようやく青い鳥文庫へ。
小学生男子に人気の「パスワードシリーズ(全29巻)」です。
最初の一巻は夏休みの課題図書として無理やりご褒美で釣って読ませたのですが、二巻目にはもう自分から読み始め、五年生現在、学校の図書館にある全巻読破してしまったようです。
 
四年生の春休み、ここまで読めるならもういけるかもと、かなり敷居が高いのですが、「ああ無情」を課題図書に与えたところ、一日で読破し、「こんなんあっというまだよ」とか言われちゃいました(笑)
 
そして現在、五年生から取り始めた「毎日小学生新聞」を、抵抗なく読んでいる息子です。
まぁだいたいは漫画の部分だけ読んでいるんですが (^ ^;)
でもたまに、「母さん、こんなニュースがあるよ!すっげー!」とか言って来るので、ニュース欄を完全にすっ飛ばしているわけではなさそうです。
 
というわけですっかり本好きになったにーに。
 
唯一「しまった」と思ったことは、文章は最後まで読まないと気がすまないので、国語の問題文をじっくり読みこんでしまうようになっちゃって、テスト時間切れ (>_<)
 
国語の点数はなかなか上がりません・・・トホホ。